季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2019-12-30から1日間の記事一覧

餅搗(もちつき)

田舎での餅つきと言えば12月27日だったか。まずもち米を蒸す。前日から水につけたりするから、母の仕事は前日から始まっている。幾臼も搗くから、かまど周辺は薪の山。お祭りのようだ。父が搗いて母が返しをやる。搗けたら母が臼から持ち上げて、臼にたたき…