季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-01-06から1日間の記事一覧

手毬歌(てまりうた)

子どもの頃の冬のシーン。霜柱のとけたぬかるみを避けて、軒先近くで毬をつく。家族中が縁側に集まってそれを見ている。奥にコタツはあるが、コタツより日差しの方がぬくいからだ。歌に合わせたり、足の間をくぐらせたり。失敗して毬が泥に汚れても、すぐに…