季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-05-07から1日間の記事一覧

片蔭(かたかげ)

冬の間は道を歩くのに日の当たるところを選んで歩いたものだが、いつの間にか日陰を選んで歩いている。片蔭、何のことはない道が片方だけ陰っているというだけのことだが、季語になっている。それだけ季節を感じる現象と言えるのだろう。片蔭のほうだけ人が…