季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-08-02から1日間の記事一覧

鳳仙花(ほうせんか)

鳳仙花の句には、田舎の情景を思い出すものが多い。花の咲いた後、実の色が薄くなり膨らんでくると、はじけて種を飛ばす。そのクルっと丸まるのが面白くて、子どもの頃、触ってみたものだ。そういう、なんということはない空白の時間。なにを思っていたのか…