季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-08-09から1日間の記事一覧

稲の花(いねのはな)

いちめんに実った田をみると、一粒一粒に花が咲き、受粉し、こうして実ってきたのだという営為に頭の下がるような思いがする。いまでこそ機械化が進んだが、以前は田んぼをはい回るようにして稲作は行われたのである。 稲の花をつけるようすを模型にしたもの…