季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-10-31から1日間の記事一覧

零余子飯(むかごめし)

滋味と形容すべきか。とくにうまいというのではないが、うん、こうした味わい方もあった、と思いだすような味覚である。ほんのりとかおりたつ炊き立てご飯。 塩ゆでにしたり揚げ物で食べることもあるが、やはり炊き込みが味わい深い。 珍客に咄嗟の妻が零余…