季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-11-23から1日間の記事一覧

鼬(いたち)

子どもの頃、鼬がいた。と言っても「あっ鼬」という間にいなくなっている。一瞬庭を横切るだけ。ところが、鼬がやった、というような跡を見ることはよくあった。鶏小屋で鶏が死んでいたものである。 小学校に入るようになって、鼬のはく製を見た。胴長で、牙…