季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

2020-12-27から1日間の記事一覧

餅搗(もちつき)

米には穀霊が宿るなど神聖なものだった。だから餅も同様。 でも杵と臼で餅を搗くのは過去のものとなった。餅つき機で手軽に餅がつける。 子どもの頃、父が餅を搗き、母が返しているのを眺めていたものだ。掛け声をかけて、手早く餅を返す。危なくないのだろ…