季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

クリスマス

今日はクリスマスイブ。子どもの頃はほとんど縁がなかった。意識したのは会社勤めを始めて景気が上向いてくる時代だったろうか。今なら急いで家族のもとに帰るところだろうが、あの頃は飲むのにいいチャンス、という感じだった。それだけでは悪いということで、寿司の折詰をぶら下げながら帰る。
そういうので困ったことは、クリスマスイブに同僚と遅くまで飲んで最終電車となってしまったバブルごろのこと。最終が満員で電車に乗れない。
まあ、クリスマスというより、かこつけて飲む、それだけのことだった。
へろへろとワンタンすするクリスマス 秋元不死男