季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

古暦(ふるごよみ)

暦は企業などが作り、使う以上にもらえたものだが、いまはあまり作らないようだ。使う方も、使いやすいものを買った方が気持ちがいい。部屋にいくつもかけるようなことはなくなり、それでも不便に感じない。
私は手帳を持っているから、そちらの方を重宝する。友人に聞いてみると、3か月分のが1面で見られるのがいいとか、なかなか要望もうるさい。
12月分の、1枚残った暦も形だけ掛けているが、その後ろにはすでに新しい暦が控えている。
酔て寐た日のかずかずや古暦 几董