季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

冬田(ふゆた)

我が家の北側に田んぼがあって、冬は凍ったものだ。竹で作ったスケート靴で遊んだ。
冬、アイアンの5番をもって、冬田の切り株を切る素振りをしたと言ったら、会社の上司が、ずいぶんうまいと判断したのだろう。しかしグリーンに出て、空振りをするわ散々だった。ほらを吹くものではないと思って、それ以来ゴルフはやめてしまった。
猫追へばどこ迄も逃げる冬田かな 籾山柑子