新松子(しんちぢり)
その年にできた、まだ青い松かさのこと。青松毬(あおまつかさ)という季語もある。松子を「ちぢり」と読める人は何人いるだろうか。俳句をやる人以外はたぶん知らないだろう。
また、この時期の松かさをどうして季語として珍重するのだろうか。多くの木の実が色づくときに、松かさだけが青い。その色の対比がこの季語を季語たらしめているのではないか。
新松子わが恋ごとは青くさし 高桑弘夫
その年にできた、まだ青い松かさのこと。青松毬(あおまつかさ)という季語もある。松子を「ちぢり」と読める人は何人いるだろうか。俳句をやる人以外はたぶん知らないだろう。
また、この時期の松かさをどうして季語として珍重するのだろうか。多くの木の実が色づくときに、松かさだけが青い。その色の対比がこの季語を季語たらしめているのではないか。
新松子わが恋ごとは青くさし 高桑弘夫