季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

年の暮れ(としのくれ)

晦日というのはせわしないような何事もやることがないような、中途半端の1日である。大きな片付けものをやるには時間がない。どちらかというと家内の天下である。頼まれたことをやる。

思い切って、友人と飲みにいくのがいいのかも知れない。

下の句、わびしい年の暮れをよんでいる。正月の準備をする句よりもいい。

股引や膝から破れて年のくれ 馬仏