季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

寒椿(かんつばき)

雪国で育ったわけではないが、雪の白さ、椿の葉の濃い緑。そして赤い花。あざやかな3色が記憶にある。椿は、散るのではなく花丸ごと落ちるので、仏花にはしないし、武家には嫌われたという。
咲たやら折たあとあり寒椿 蒼虬