季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

雛祭(ひなまつり)

スーパーで2月初めから流れていた歌。「あかりをつけましょ ぼんぼりに」。1番は5人ばやしの笛太鼓。2番はお嫁にいらしたねえさまに似ている官女。3番は右大臣の顔が白酒を飲んだのか赤い。4番は着物を着換えて自分も晴れ姿。どうしてこんなややこしい歌の紹介をするのか。あるブログで歌詞を掲載したら、著作権侵害でブログを消されてしまったので、それは避けたいとの思いから。
でも趣のあるいい歌だね。
下の句、私も経験がある。娘が1歳の誕生日の前に、初めて口にしたのがパパ。嬉しかったが、どうやら散歩しながら葉っぱをみて大人が葉っぱと教えたので「葉っぱ」と言ったらしい。私が「パパ」と聞き違えたようだ。誤解とはいえ気持ちがいい。
抱き上げてパパと呼ばれし雛祭 松本文一郎