季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

流れ星(ながれぼし)

流れ星を多く見る季節になった。流星群。天の一点から流星が降ってくるように見える。それに違いはないのだろうが、天体を眺めるのによい季節、あるいは空が澄んでいるので流れ星を見る機会が多い、それで季語になっているのではないか、とも思う。

一瞬だけ光る流れ星で、願い事を3回唱えるとそれが叶うといわれても、心の準備ができない。先日、大きな流れ星がニュースで取り上げられた。アパートの2階で隕石が見つかったというからすごい。

恋人は見ざりしといふ流れ星 遠藤若狭男