季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

鶯(うぐいす)

この時期の鶯はまだ鳴き方が下手だったりする。竹藪のなかで声がするがなかなか見えない。子どもの頃は気づかなかったが、ここ20年ほどは、朝の鶯の声で目覚めたりする。

鶯や人遠ければ窓に恋ふ 飯田蛇笏