季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

七草粥(ななくさがゆ)

1月7日には七草粥を食べる。風習はあるが、育った田舎でも、我が家でもあまりやった記憶はない。だが、下に取り上げた句のように、連日飲み過ぎた人にはありがたい風習なのかもしれない。こんなことを書いていられる平和さにも感謝しないといけない。
スーパーに行って、売れ残った七草粥のセットがあったが、パスをする。
我が家ではいただいた餅がまだあり、正月とは関係なく、生存のために食べている。
七草粥夫がもつともよろこびし 細見綾子