季語 日めくりエッセイ

木ノ内博道 俳句の季語に触発された日々の想い

枇杷(びわ)

このブログも「枇杷の花」から始まったが、その枇杷も実をつけた。そろそろと思って眺めるとない。カラスに食べられた。野鳥のために植えたようなものだ。
妻が実生から大きくして、屋根を超える高さになっている。妻は葉をいろいろに使っているようだ。冬に枇杷の葉を燃やすと、青いのによく燃える。
枇杷の実、以前房総の方を旅した時、ビニールハウスで栽培しているのを見た。そんなにちょくちょく食べるものではない。サクランボもそうだが、お土産という感じか。
思っていたよりも水っぽくて、読んでいた新聞などを汚してしまう。そしてなにより残念なのは種が大きなことか。
枇杷提げて降らねば傘も荷の一つ 朝倉和江